救護施設の社会的性格 : 利用者の変遷を通じて
書誌事項
- タイトル別名
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- The Position in Society of "Relief Institutions" : Considering the Changes in Clients
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抄録
救護施設についての研究は少なく,利用者については,ほとんど研究対象になっていない。救護施設はそれぞれの施設によって,利用者形態が異なっている。どの施設を救護施設の現状と捉えるかは,判断に迷うところである。その地域で,さまざまな障害形態の人がいる。その状況に応じた形を持つ施設が,救護施設である。筆者は救護施設に勤務する中で,救護施設利用者が年々変化していることを痛感している。その利用者が,社会・経済・福祉政策・法律に最も左右されてきた人々ではないかと考えた。本稿では,(1)救護施設利用者の変遷を通じて,救護施設が変化し,時代的に展開していることを明らかにする。(2)年代別の全国救護施設の実態を明らかにし,救護施設と社会,経済,法律,貧困者・障害者政策との関係を考察する。(3)救護施設とその利用者が,時代経過の中で,どのような位置付けをされていたかを検証する。
収録刊行物
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- 人間文化研究
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人間文化研究 1 33-46, 2003-03-01
長崎純心大学・長崎純心大学短期大学部
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1571980076895327232
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- NII論文ID
- 110004634397
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- NII書誌ID
- AA1184559X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles