書誌事項
- タイトル別名
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- FEATURE OF FOOD ALLERGY DEVELOPED DURING INFANCY (1) : Relationship Between Infantile Atopic Dermatitis and Food Allergy
- ニュウジキ ハッショウ ショクモツ アレルギー ニ カンスル ケントウ ダイ1ポウ ニュウジ アトピーセイ ヒフエン ト ショクモツ アレルギー ノ カンケイ
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抄録
【背景・目的】乳児アトピー性皮膚炎(AD)の食物アレルギー(FA)の関与・食物抗原別の頻度・危険因子を調査・検討した.【方法】1998年から2000年に湿疹を主訴に当科を受診した乳児208例においてADとFAの関連性を検討した.【結果】208例中ADが148例(71%),うち109例(74%)にFAを合併していた.AD児の食物抗原別頻度は,卵72.3%,牛乳39.9%,小麦12.2%,大豆7.4%であった.さらにピーナッツ,ごま,肉類,そば,魚類,じゃがいもと食物抗原は多岐にわたった.FAの抗原は単独抗原陽性46例中卵単独陽性が44例,一方複数抗原陽性63例中36例は卵,牛乳の2種で陽性であった.卵,牛乳の特異的IgE CAP RAST scoreの診断価値は高かったが,偽陰性例も存在した.米,大豆,小麦では,逆に偽陽性例が多く存在した.ADのリスクファクターにはアレルギー疾患の家族歴と受動喫煙が挙げられ,栄養方法や母親の妊娠中・授乳中の不完全な食物除去との関連性は認められなかった.【結語】乳児期ADの診療では,環境整備,スキンケアーにて皮膚症状が改善しない場合,FAの原因抗原診断を行うことが必要である.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 55 (2), 140-150, 2006
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204987119872
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- NII論文ID
- 110004665195
- 10026741579
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 7867998
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可