書誌事項
- タイトル別名
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- State and Buddhism : EON's "SHAMON FUGYOOZYARON" (慧遠「沙門不敬王者論」) and his Environs
- コッカ ト ブッキョウ エオン シャモン フギョウオウジャロン ト ソノ シュウヘン
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抄録
国家 (政治) と宗教 (団体) のかかわりは、人間の歴史や文明と共に古い。文明の草創期においては、宗教的価値規範が統治者の意志決定を支配し、聖俗の社会組織の分化が明確でなかったので、国家と宗教との関係が問題となることはなかった。しかし、普遍的な理念や価値をもつ世界宗教が成立する一方で、固有の主権を主張し、国境を設け、独自の統治組織をもつ国家が確立していくにつれ、宗教と国家との関係が拮抗し、これらの間に、種々の形態を生みだした。国家と宗教との関係には、大別して、国家と宗教が合一している政教一致型と、その間が分離している政教分離型がある。さらに前者のなかにも、宗教が国家を支配するときは、神権政治や祭政一致制度を生み、国家が宗教を支配する状況では、国家は宗教を政治的に利用し、国教制や宗教の公認制をつくった。後者の政教分離型は、おおくが近代思想のもとに発生したもので、国家と宗教は法律や制度のうえで分離される。この場合にも、さまざまなものがある。ここでは、国家 (政治) 権力と仏教とのかかわりの一例を、中国晋代の慧遠 (三三四~四一六) と沙門不敬王者の問題を中心に考察するものである。
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KJ00004252758
収録刊行物
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- 淑徳短期大学研究紀要
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淑徳短期大学研究紀要 43 107-144, 2004-02-25
東京 : 淑徳短期大学紀要委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282814122134528
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- NII論文ID
- 110004679042
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- NII書誌ID
- AN00112737
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- ISSN
- 02886758
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- NDL書誌ID
- 11190065
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles