トウモロコシおよびナスにおける茎径変化,蒸散,気孔開孔率

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  • トウモロコシ オヨビ ナス ニ オケル ケイケイ ヘンカ ジョウサン キコウカイコウリツ

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抄録

トウモロコシおよびナスの茎径変化を歪みゲージ式変位計で計測し,茎の収縮・膨張と蒸散速度が茎径変化とどのような関係にあるかを調査した.本論集の読者が様々な分野にわたっていることを考慮して,基本的あるいは紹介的な茎径変化の実験結果も報告した.1.土耕,水耕いずれの条件下でも,茎径は日照が始まると収縮を始め,日照量が最高に達すると回復し始めた.夜間には茎径は膨張し,茎は肥大した.2.蒸散速度(ml/10分)の変化は日照量の変化パターンと一致し,茎径変化は蒸散速度が高いほど収縮が大きかった.夜間には蒸散はほとんど無く,茎は肥大した.3.気孔開孔率は日照量の変化パターンの一致した。トウモロコシの気孔はほとんど全部が夜間には閉じていたが,ナスの気孔は半数くらいが閉じていなかった.

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被引用文献 (1)*注記

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