ナソヘキサグラフの再現精度について : 第1報 切歯路の軌跡

  • 山村 理
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 荻野 芳
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 羽田 詩子
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 花井 博祥
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 菅沼 寛治
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 長尾 一郎
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 内田 泰宏
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 竜門 幸司
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 丸井 義仁
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野
  • 藤井 輝久
    朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Reproduction Accuracy in Gnatho-Hexagraph : Part 1 : The Locus of Incisal Path

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抄録

歯科補綴臨床において,下顎運動の記録は初診時の診断用,患者への説明用,補綴物の作製の指標,処置の前後の評価として応用される.しかし,機器によって再現軌跡に歪みが認められるものがあり臨床での使用に際しては,その機器の特性を把握し,その特性に応じた機器の選択をする事が不可欠である.システムが異なれば当然であるが,マグネットという同様なシステムを用いた下顎運動計測装置であるBioEGN, MKG,シロナソグラフも再現精度には類似した傾向は観察されるものの若干の違いは認められる.今回は発光ダイオードを使用した下顎運動計測装置であるナソヘキサグラフの精度実験を行い,マグネットを用いた下顎運動計測装置軌跡に比べ,再現精度の歪みが少ないことを確認し,本装置の今後の臨床での使用における指標とした.

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参考文献 (13)*注記

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