トロンボキサンA合成酵素阻害薬による血小板凝集抑制作用のin vitroにおける見かけ上の消失とその機序
書誌事項
- タイトル別名
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- Mechanism of Apparent Failure of Inhibition of Platelet Aggregation by Thromboxane A Synthase Inhibitors
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抄録
アラキドン酸(AA)及びコラーゲン(Col)により血小板はTXA_2生成を介して凝集・放出反応を起こす。インドメタシンは高濃度のAA又はColによるウサギ血小板凝集を抑制するが,TXA合成酵素阻害薬OKY-046はこれを抑制しなかった。しかし,OKY-046により凝集は抑制されなくてもTXB_2生成は抑制された。大動脈片を添加すると,6-keto-PGF_<1α>の生成が増加した。OKT-046にTXA_2/PGエンドペルオキシド受容体括抗薬ONO-3708を添加すると,凝集はほぼ完全に抑制された。OKY存在下でコラーゲンによる凝集濾液を第二セットのPRPに加えると凝集はやや減じたが,これに大動脈片を加えると著明な抑制が認められた。以上より,TXA合成酵素阻害薬によりTXA_2生成が抑制され,PGエンドペルオキシドが蓄積して血小板凝集をおこすと結論された。
収録刊行物
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- 北里医学
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北里医学 22 (1), 169-179, 1992-02-29
北里大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543026832171008
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- NII論文ID
- 110004696472
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- NII書誌ID
- AN00052147
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- ISSN
- 03855449
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles