有限要素法による声道伝達特性推定の有効性に関する検討 Investigation of effectiveness to estimate vocal tract transfer functions by FEM

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抄録

有限要素法と声道等価回路モデルの声道伝達特性の推定精度の調査を行うため,MR計測から得られた声道モデルより推定された伝達特性のピークと実音声のホルマントの比較を行った。その結果,健常な被験者では両推定法とも精度良く推定された。一方,複雑で左右非対称な声道形状の被験者では,有限要素法を用いれば音声ホルマントの個数が同じであり,ホルマント周波数と伝達特性のピーク周波数に大きな差がなかったが,等価回路モデルでは伝達特性のピークの数と音声ホルマントの数が一致しなかった。複雑で左右非対称な声道の伝達特性推定には,等価回路モデルは不適切であり,有限要素法が有効であることが示された。

収録刊行物

  • 日本音響学会誌  

    日本音響学会誌 62(4), 306-315, 2006-04-01 

    一般社団法人日本音響学会

参考文献:  29件

被引用文献:  3件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110004702900
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00186234
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03694232
  • NDL 記事登録ID
    7913828
  • NDL 雑誌分類
    ZM35(科学技術--物理学)
  • NDL 請求記号
    Z15-15
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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