コムギわらにおけるアレロパシー活性の品種間差異および雑草への影響

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  • Differences of allelopathic activities in straws between wheat (Triticum aestivum L.) varieties on the initial growth of some weed species

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抄録

コムギわらにおけるアレロパシー活性の品種間差異について検討した.また,検定植物に雑草を供試した場合の影響を調査した.サンドイッチ法による検定では,コムギわらはイヌビエ以外の検定植物に対して阻害活性を示し,また品種間においてアレロパシー活性に差異が認められた.ペトリ皿による敷きわら検定においても,サンドイッチ法の場合と同様に傾向が見られたが,阻害活性の程度は異なっていた.プランターによる敷きわら検定では,「農林61号」のみはタカサブロウに対して強い阻害活性を示した以外は,わらによるアレロパシー活性および品種間差異は認められなかった.

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