-
- 西尾 和人
- 近畿大学医学部ゲノム生物学教室
書誌事項
- タイトル別名
-
- Signal Transduction and Drug Sensitivity
この論文をさがす
抄録
肺癌特異的に検出される変異型EGFRはgain of functionであり,下流シグナルの活性化により,発癌に寄与すると推察される.EGFRに対する高い親和性がTKIに対する高い感受性をもたらすと推測されているが,詳細は不明である.EGFR変異の頻度は,アッセイ系,サンプルに大きく依存するが,EGFR遺伝子変異と,EGFR-TKIの効果,とくに生存率との関連性は明らかでない.正常型EGFRを発現する肺癌症例におけるEGFR-TKIの効果を明らかにすることも今後重要である.<br>
収録刊行物
-
- 肺癌
-
肺癌 46 (3), 241-244, 2006
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204682038144
-
- NII論文ID
- 110004741220
-
- NII書誌ID
- AN00203978
-
- ISSN
- 13489992
- 03869628
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可