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Abstract
中学校生徒の「暴力」と「不適応」について,質問紙法による調査を4カ国(日本・西ドイツ・タイ・インドネシア)の5都市(横浜・弘前・ハノーバー・バンコク・メダン)7群の総計641名に実施した.結果を統計学的に分析し,比較文化的問題について考察し検討をくわえた.日本国内間の比較では,有意な差はみられなかった.しかし国の異なる3つの大都市の群間では,大きな違いが認められた.また宗教的背景の異なる同一地域内での3群間では,有意な差と構造的な違いが認められた.これらのことから,中学校生徒の「問題行動準備性」形成には,世界共通と考えられてきた「現代化」や「都市化」による影響よりも,それぞれの社会文化や宗教的背景の違いがより多く影響するものと考えられた.
Journal
- The Hirosaki medical journal [List of Volumes]
-
The Hirosaki medical journal 40(3), 392-403, 1988-10-00 [Table of Contents]
Hirosaki University
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