メドウフェスクから分離したエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)の接種後感染率に関するイタリアンライグラスの品種・系統間差

• 笠井 恵里

  (社)日本草地畜産種子協会飼料作物研究所

• 佐々木 亨

  (社)日本草地畜産種子協会飼料作物研究所

• 岡崎 博

  (社)日本草地畜産種子協会飼料作物研究所

書誌事項

タイトル別名

• Different Compatibilities Observed among Lolium multiflorum Cultivars for Artificial Inoculation of Neotyphodium uncinatum, Endophytic Fungi Derived from Festuca pratensis
• メドウフェスクから分離したエンドファイト(Neotyphodium unclinatum)の接種後感染率に関するイタリアンライグラスの品種・系統間差
• メドウフェスク カラ ブンリ シタ エンドファイト Neotyphodium unclinatum ノ セッシュ ゴ カンセンリツ ニ カンスル イタリアンライグラス ノ ヒンシュ ケイトウ カンサ

抄録

家畜毒性がないとされるメドウフェスク由来のエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)をイタリアンライグラス品種ワセユタカ,ウヅキアオバ,ワセアオバ,タチムシャ,シワスアオバ(2倍体),アキアオバ,ミユキアオバ,ナガハヒカリ(4倍体)および育成系統(JNIR-1,2倍体)の幼苗に接種し,接種2か月後のエンドファイト感染率,次代への種子伝染率を検討した。供試品種・系統の全てで接種の成功例が認められたが,感染率は2倍体品種で26-63%,4倍体品種で15-17%,2倍体の育成系統で57%であり,品種・系統間差が認められた。次代への種子伝染率は0-100%であり,各品種・系統間および個体間で差異があった。いずれの場合でも,4倍体品種で感染率が低い傾向が見られた。

収録刊行物

• 日本草地学会誌

  日本草地学会誌 52 (2), 95-100, 2006

  日本草地学会

キーワード

• イタリアンライグラス
• 共生糸状菌
• 人工接種
• ネオティフォディウム・エンドファイト
• メドウフェスク

詳細情報

• CRID: 1390282680731293696
• NII論文ID: 110004776002
• NII書誌ID: AN00194108
• DOI: 10.14941/grass.52.95
• ISSN: 21886555
• ISSN: 04475933
• NDL書誌ID: 8049448
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010731607
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8049448
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可