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- 明和 政子
- 滋賀県立大学人間文化学部
書誌事項
- タイトル別名
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- モホウ ワ イカニ シンカ シテ キタ ノ カ ヒカク ニンチ カガク カラ ノ アプローチ
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抄録
ヒトとチンパンジーの模倣能力とその発達を両種間で比較した.ヒトは生後数時間で他者の表情を模倣する.この新生児模倣は,チンパンジーにも備わっている能力であることがわかった.一方,新生児模倣のレベルを超えたより複雑な全身体的行為の模倣は,チンパンジーの大人にとって非常に難しかった.その理由は,チンパンジーは「身体の動きに関する」視覚情報を処理する点がヒトに比べて制約されており,物の属性や定位方向といった「物に関する情報」を手がかりに模倣するためであることが考えられた.模倣は,ヒトの系統がチンパンジーの系統と進化の過程で分岐した後,飛躍的に獲得した能力である可能性が示された.
収録刊行物
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- バイオメカニズム学会誌
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バイオメカニズム学会誌 29 (1), 9-13, 2005
バイオメカニズム学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204686389248
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- NII論文ID
- 110004820262
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- NII書誌ID
- AN00334047
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- NDL書誌ID
- 7256530
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- ISSN
- 02850885
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可