南八ヶ岳山麓の上/中部更新統風成火山灰層序とガラス質火山灰の広域対比

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タイトル別名
  • Tephrostratigraphy of the Upper to Middle Pleistocene aeorial deposits around the southern Yatsugatake volcanoes, central Japan, and regional correlation of some volcanic ash layers
  • ミナミ ヤツガタケ サンロク ノ ウエ チュウブ コウシントウ フウセイ カザ

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抄録

八ヶ岳山麓に分布する上/中部更新統中に挟在する,八ヶ岳火山以外に起源をもつ遠来の細粒火山灰,とくにガラス質火山灰層について層序学的位置,岩相・岩石記載的特徴を記載した.これらの層序学的資料にもとづいて,琵琶湖高島沖ボーリングコアの火山灰層序および広域火山灰との対応を明らかにした.その結果,ヌカ1がKktに,Kt-1がBT66・八田火山灰に,Ku-10・Kt-2・Kt-3・Kt-5がBT61火山灰群(BT59〜62)・Aso-1に,Kt-6がBT58・Ata-Thに,ブルーグラスはBT50または51に,ゴマシオはBT44〜49火山灰層準に,Sgt-1はBT25・K-Tf・K-Tzに,Sgt-2はBT22・0-Tf・Aso-4に,それぞれ対比できることを明らかにした.

収録刊行物

  • 地球科学

    地球科学 52 (1), 26-37, 1998

    地学団体研究会

被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (45)*注記

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