大学生における運動・スポーツの実施状況と阻害要因に関する調査研究

書誌事項

タイトル別名
  • Research on Enforcement Situations and Debilitating Factors of Sportin a College Student
  • ダイガクセイ ニオケル ウンドウ スポーツ ノ ジッシ ジョウキョウ ト ソガイ ヨウイン ニ カンスル チョウサ ケンキュウ

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抄録

大学生を対象に,運動・スポーツの実施状況を把握し,学生が運動を行わない理出を検討することは,大学教育における体育・スポーツのあり方を模索するうえで,貴重な手がかりを提供すると考えられる。本研究は,本学の2年生526名を対象に,過去1年間の運動の実施状況を調べ,運動しなかった理由について,運動拒否,運動潜在,運動代替えの選択肢により調査・検討した。その結果,全体でみると,運動・スポーツの実施が「月に1~2回以下」の「非運動実施群」は約44%であった。また,運動を実施しない理由は「何となく機会がない」「アルバイトで忙しい」などの「運動潜在」が約69%で最も多く,「運動をしたいと思わない」などの「運動拒否」は約23%,「よく自転車に乗る」などの「運動代替え」は約8%であった。最も多くみられた「運動潜在」の学生に運動を実施させるためには,一つには,日常生活における身体活動を体育的に整える「生活運動の体育化ゴを指導するのが効果的であろう。

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