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- 山口 勇人
- 九州大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- The Body as Unrelated to Modernity
- モダニティ ト ムエン ノ シンタイ
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抄録
自宅出産と民間療法イトオテルミーの事例をもとに、モダニティと無縁の身体という概念を提示し、日本語の身体論を再考する。現代日本における身体への視線や身体像の現れ方について、自己所有やモダニティの占有という概念を用いて概観し、その状況から日本語でそれとなく逸れていく身体を描き出す。事例としてあげられるのは、自宅出産における死(流産)の語りや民間療法イトオテルミーでの臨床の言葉の在り方であり、これらはいずれも筆者の実践の場でもある。臨床の言葉を「聞き取る」ことについて注意しながら議論を進めることで、新たな身体論の可能性を筆者なりに明らかにしたい。本論中で、NBM(語りに基づく医療)の基本的な問題点に触れ、また死の臨床における「宗教的」な言葉の可能性にも言及する。
収録刊行物
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- 宗教研究
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宗教研究 80 (3), 641-664, 2006
日本宗教学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680926484608
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- NII論文ID
- 110006149966
- 40015188154
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- NII書誌ID
- AN00406454
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- ISSN
- 21883858
- 03873293
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- NDL書誌ID
- 8581961
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可