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- 高木 千恵
- 神戸松蔭女子学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Usage of the Standard Form -janai (ka) by Young Speakers of Kansai Dialect
- カンサイ ジャクネンソウ ニ ミラレル ヒョウジュン ゴケイ ジャナイ カ ノ シヨウ
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抄録
関西若年層は,カジュアルな場面における方言談話でも標準語形ジャナイ(カ)を使用している。1970年代生まれの男女70人分の談話資料を分析した結果,ジャナイ(カ)が方言形チャウ(カ)・ヤンカと用法を分担する形で受容されていることが明らかとなった。関西若年層が用いるジャナイは名詞・ナ形容詞述語の否定形であり,<否定><同意要求>の用法を担っている。旧形式であるチャウ(カ)は<推測>の,ヤンカは<認識要求>の形式として,棲み分けの形でジャナイ(カ)と併存している。ジャナイ(カ)の受容は標準語との接触によって起きた変化だが,これは方言が標準語に取って代わられる共通語化の一過程ではなく,方言体系の再編成という変化のメカニズムによって説明されるものである。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 1 (2), 19-34, 2005
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205787535872
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- NII論文ID
- 110006218771
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 7296239
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可