A6061合金の合金元素添加による結晶粒微細化(第1回論文特集号)
書誌事項
- タイトル別名
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- GRAIN REFINING OF A6061 ALUMINUM ALLOY BY ADDITION OF ALLOYING ELEMENTS
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抄録
A6061合金に合金元素として,チタンやジルコニウムを添加して結晶粒を微細化させることによる機械的特性向上について調べた.結晶粒径は合金元素添加量が多いほど微細化したが,その効果は添加量が増えるにつれ小さくなった.引張強さおよび硬さは結晶粒径が小さいほど高い値を示しており,共に結晶粒径の-1/2乗に比例するというHall-Petchの関係と同様の関係が得られた.時効硬化曲線はいずれの試料においても21.6ksec.で最大硬さに達し,その後硬さは低下した.引張試験での破断の仕方はほとんどが延性破断であったが,時効材では一部脆性破断も認められた.A6061合金に合金元素として,チタンあるいはジルコニウムを添加することで結晶粒微細化することができ,それにより硬さ,引張強さの機械的特性の向上が期待できることが明らかになった.
収録刊行物
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- 高等専門学校の教育と研究 : 日本高専学会誌
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高等専門学校の教育と研究 : 日本高専学会誌 12 (2), 27-32, 2007-05-14
日本高専学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573105977126630016
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- NII論文ID
- 110006273144
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- NII書誌ID
- AA11198492
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- ISSN
- 1343456X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles