デジタルコンテンツの活用が児童の学習効果と教師の指導力に及ぼす効果の一考察 : 神戸市公立小学校における算数教科授業を事例として

• 平井 尊士

  兵庫大学健康科学部（兵庫大学情報科学センター）

• 吉田 和正

  神戸市教育委員会

• 高市 英明

  兵庫大学情報科学センター

• 植松 貞夫

  筑波大学

書誌事項

タイトル別名

• Empirical research related to application and learning effect of digital content within educational curricula : a case study of arithmetic curricula at Kobe public elementary schools

抄録

本研究の目的は,神戸市の公立小学校の教科理科及び算数の授業の中で,教師自らが新規にデジタルコンテンツを作成したり,既存のものをそのまま,あるいは一部加工したものを用いることが,市が1つの施策として進めている「分かる授業」に,どのように貢献するか,しいては社会問題化している「理数離れ」等に対する解決策となりうるかについての研究を推進している.具体的には,神戸市の小学校の実際の授業に組織的に参与する形で実証的に4年間進めてきた.本稿では4年間進めてきた中,昨年度より理科から算数に進展した目的や効果について授業後に児童に対し行ったアンケート調査の結果と考察についてまとめることとする.

収録刊行物

• 日本科学教育学会研究会研究報告

  日本科学教育学会研究会研究報告 21 (6), 33-38, 2007

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• デジタルコンテンツ
• 算数
• 実践研究
• 公立小学校

詳細情報

• CRID: 1390282681086992256
• NII論文ID: 110006344175
• NII書誌ID: AA11161696
• DOI: 10.14935/jsser.21.6_33
• ISSN: 18824684
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可