肺癌におけるPET検査 : FDG-PETを中心として(<ミニ特集>核医学による最新呼吸器診断学)

• 窪田 和雄

  国立国際医療センター第3放射線科(核医学)

• 伊藤 公輝

  国立国際医療センター第3放射線科(核医学)

書誌事項

タイトル別名

• FDG-PET for Lung Cancer

抄録

^<18>Fフルオロデオキシグルコース(FDG)を注射し,撮像するポジトロン断層(Positron emission tomography; PET)検査では組織の糖代謝を表す画像が得られ,腫瘍診断に有用である.肺腫瘍の鑑別診断,肺癌のリンパ節・遠隔転移診断,再発診断,治療評価や全身の病巣診断に有用である.近年MD-CTの普及,肺癌のCT検診の普及に伴い,PETならではのメリットは従来の良性・悪性の鑑別診断から病期診断へ,さらに再発診断に変化している.診断精度の向上が,より適切な治療方針の選択に貢献することが期待される.

収録刊行物

• 気管支学

  気管支学 29 (3), 164-169, 2007

  特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

キーワード

• FDG
• PET(ポジトロン断層)
• 肺癌

詳細情報

• CRID: 1390282679730487040
• NII論文ID: 110006368557
• NII書誌ID: AN00357687
• DOI: 10.18907/jjsre.29.3_164
• ISSN: 21860149
• ISSN: 02872137
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007292603
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可