美術誌『国華』と戦争 : 日露戦争期から米軍占領期まで日本美術史研究を支えた思想

書誌事項

タイトル別名
  • ビジュツシ コッカ ト センソウ ニチロ センソウキ カラ ベイグン センリョウキ マデ ニホン ビジュツシ ケンキュウ オ ササエタ シソウ
  • The Art Magazine "Kokka" and wars : From the Russo Japanese War to the period under occupation

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抄録

1889年の創刊以来現在まで日本美術史研究の権威とされる,美術誌『国華』において,その研究を支えた思想の変遷と戦争との関係を明らかにすることを目的とし,日露戦争期,第一次世界大戦期,日中戦争期・太平洋戦争期における,誌上の論説の分析をおこなった。その結果,『国華』の思想は,戦争と深くかかわり,戦争を賛美し,戦争の進展にともなってその思想を発展さ,常に日本帝国主義と歩調を合わせて展開してきたことが明らかになった。

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