宇宙論的赤方偏移歪みを用いた宇宙モデルのテストとバイアスの進化(観測的宇宙論における諸問題,研究会報告)

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抄録

宇宙論的赤方偏移歪みを用いた宇宙モデルのテスト(宇宙論的幾何学テスト)において考慮すべき観測的効果を取り上げ解説しながら、このテストの問題点について再考する。光円錐効果まで考慮した相関関数の理論的表式を導出し、2dFのクェーサー・サンプルを想定した相関関数の振舞いを定量的に調べる。特に、バイアスの不定性に着目し、バイアスの進化がどの程度相関関数の理論的予言に影響するかについて定量的な議論を試みる。

収録刊行物

  • 素粒子論研究

    素粒子論研究 101 (6), F4-F7, 2000

    素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204069256192
  • NII論文ID
    110006417450
  • DOI
    10.24532/soken.101.6_f4
  • ISSN
    24332895
    03711838
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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