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Abstract
本報告の目的は,統合失調症の人たちを対象とした家族療法やグループアプローチの場面から,参加者の言語的あるいは非言語的な表示・表出に変化が生じた場面を抽出して,相互交渉のうえで変化を生じさせる場面の特徴を明らかにすることにある.従来,面接場面の力動は言語的相互交渉の内容に焦点を当てて分析されがちであるが,本報告では面接場面における身体,物などの構成に焦点を当てて分析を行った.その結果,身体,物の布置などに変化を生じさせる介入によりC1たちは「見られる立場」から「見る立場」へ,すなわち「統制される立場」から「統制する立場」への役割の転換が認められること,面接の場の力動は相互交渉が行われる基盤,いわば面接の舞台装置の整備に関わっていることを指摘した.
Journal
- Japanese Journal of Psychosomatic Medicine [List of Volumes]
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Japanese Journal of Psychosomatic Medicine 47(11), 984, 2007-11-01 [Table of Contents]
Japanese Society of Psychosomatic Medicine