1年間のシリコンTチューブ留置により病的肉芽が消失し得た気管切開後気管狭窄の一例

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  • Pathologic granulation of post-tracheotomy tracheal stenosis disappeared after one year of treatment with a silicone T-tube: A case report

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抄録

脳動静脈奇形破裂時の気管切開後気管狭窄の治療としてシリコンTチューブを装着した13才男性症例で,大きく残した病的肉芽組織がTチューブにより扁平化されて壊死に陥り自然と脱落し,最終的に気管内壁が正常化することを観察した.この経験からTチューブの装着時には病的肉芽は残存しても約1年間で自然に消失しTチューブが抜去可能となると思われた.

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