音楽と映像のストレス抑制効果を用いた実時間体調モニタ付き屋内歩行訓練機の開発

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Indoor Walking Training Machine with Real-Time Physical Condition Monitor Using Stress Controlling Effect of Music and Image
  • ([Proceedings]Without Peer-Review,The 25th Symposium on Life Information Science)
  • (研究発表,第25回生命情報科学シンポジウム)

この論文をさがす

抄録

歩行に適した音楽や映像を提示した屋内環境下において、被験者の心拍数や脈波形などの生体情報を実時間で計測し、歩行訓練の強度をコントロールできる『患者にやさしい』歩行訓練機システムを提案する。我々はこれまでに、手のひらの電位や脈波形などの生体情報とストレスの関連づけの研究を行っており、癒しの音楽にはストレス解消と正の相関があることを見出している。本研究では、音楽を併用したトレーニングの試行実験の結果、曲調を変えることで心拍数が増減することを見出し、音楽を使って心拍数のコントロールを実用化できる見通しを得た。また、ビデオ録画による風景の実写投影と連動させることによって、歩行訓練が効果的に行われるかを調査した。スクリーンに提示する映像として、マイナスイオン効果で歩行に適していると考えられる田園や緑の多い公園等の風景を用いている。また、音楽も歩行訓練に適したリズムを持つものを選曲している。こうした環境下における歩行・映像・音楽の関係を調査し、それらによるストレス抑制効果を検討した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ