2B2-01 渦電流式変位センサを用いたALS患者用入力支援装置(インタフェース)

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タイトル別名
  • 2B2-01 Assistive input device for ALS patients using an Eddy current displacement sensor

抄録

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者用の入力支援装置を開発した。ALS患者は症状が進行すると身体を動かすことができず発声も困難になる。本研究では、小型の渦電流式変位センサによりALS患者の口角や額付近の微小な動きを検知し、スイッチをON/OFFすることができる装置を作製した。磁性体である長さ約30mmの金属棒の一端を口角付近に固定し、円筒状のセンサに金属棒他端が入るようにセンサを顔面の動かない部分に固定する。センサの取り付け位置と方向の影響を受けにくい構造により、装着時の位置合わせが容易になり、病状が進行しても容易に使用できると期待される。

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被引用文献 (1)*注記

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