F.リストによるシューベルト歌曲のピアノ編曲についての一考察 (音楽表現学科特集号)

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on F.Liszt's Works for Solo Piano Arrangement of Schubert's Songs
  • F.リストによるシューベルト歌曲のピアノ編曲についての一考察
  • F リスト ニ ヨル シューベルト カキョク ノ ピアノ ヘンキョク ニ ツイテ ノ イチ コウサツ

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抄録

フランツ・リストは現代にまで名が残っている作曲家はもとより、すでに忘れ去られた数多の作曲家の作品をピアノ用に編曲している。リストがさまざまなジャンルにわたる膨大な数の作品を編曲した目的は、ヨーロッパ中で活発に行っていた演奏会のプログラム・レパートリーとすることと原曲を広く紹介すること。及び、それらの原曲からさまざまな作曲技法を学び取り、それをオリジナルの作品に反映させることだったと考えられる。本稿ではシューベルト歌曲のピアノ編曲を取り上げ、リストが歌とピアノによる演奏効果をいかに1台のピアノに置き換えたのか考察した。その結果、リストが原曲を詳細に研究してシューベルトの音楽を深く理解していたことが導き出された。

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