書誌事項
- タイトル別名
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- Selective Use of Language Media by Persons with Hearing Impairments for Communicating in Different Circumstances : Usefulness of Oral and Manual Methods, Conversation by Writing, and Sign Interpreters
- チョウカク ショウガイシャ ニヨル ゲンゴ バイタイ ノ バメン ニ オウジタ
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抄録
聴覚障害者の社会活動のための言語媒体の有効性について分析する研究の一環として、各種の言語使用の場面に応じた言語媒体の使い分けと手話通訳者の有効性を検討した。この研究で使った調査資料は、東京と近県の重度聴覚障害者に1991年に質問紙を郵送して、20歳〜70歳の男女約1,700人から回答を得たものである。そのうちの、口話・手話・筆談などの使用についての諸項目の応答を、種々な場面での有効性に注目して分析した。その結果、旅行、市役所・警察・病院、子供の入学式・卒業式、子供のPTAの集まり、駅やバス・電車の放送などの日常生活での対照的な言語使用の場面に応じて、言語媒体の使用の割合や有効な程度が著しく異なること、手話通訳者や介助者の助けが場面によっては有効に役立っていることが明らかになった。
収録刊行物
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- 特殊教育学研究
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特殊教育学研究 34 (4), 11-18, 1997
一般社団法人 日本特殊教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679631466752
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- NII論文ID
- 110006785117
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- NII書誌ID
- AN00172513
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- ISSN
- 21865132
- 03873374
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- NDL書誌ID
- 4135993
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可