Voice-to-MIDIシステムのためのジェスチャを用いた音高補正手法の検討(セッション4)
書誌事項
- タイトル別名
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- A Pitch Correction Method Using Pen Gestures for A Voice-to-MIDI Pitch Input Method
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抄録
音楽制作におけるMIDIシーケンスデータ入力の一手法に,鼻歌入力(Voice-to-MIDI)がある.この入力法の主たるメリットは,覚えたメロディを手動で音名に変換する必要がない点であるが,良好な入力結果を得るのは難しかった.そこで筆者らはこれまでに,各音の区切り情報としてメロディのリズムと一致したタップ情報を歌唱と同時に入力することにより,入力された歌唱に対して安定した精度の獲得や自由なスタイルの歌唱に対する音高データ変換性能の向上を狙った,タップ併用型Voice-to-MIDIシステムを開発した.本研究では,入力歌唱通りではなくユーザの意図通りに変換可能なシステムを目指して音高変換精度をさらに向上させるために,タップをジェスチャに拡張し,ジェスチャ情報を利用した音高補正アルゴリズムについて検討する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. [音楽情報科学]
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情報処理学会研究報告. [音楽情報科学] 2008 (50), 105-110, 2008-05-21
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502095028480
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- NII論文ID
- 110006794552
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- NII書誌ID
- AN10438388
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles