人工種苗メバル，クロソイおよびカサゴにおける鼻孔隔皮欠損の出現状況

• 松岡 正信

  (独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所

書誌事項

タイトル別名

• Occurrence of deformity of the inter-nostril epidermis in artificially raised black rockfish Sebastes inermis, jacopever Sebastes schlegeli and Japanese stingfish Sebastiscus marmoratus juveniles
• ジンコウ シュビョウ メバル クロソイ オヨビ カサゴ ニ オケル ビコウ カクヒ ケッソン ノ シュツゲン ジョウキョウ

抄録

重要栽培漁業対象魚種における鼻孔隔皮欠損の出現状況を把握する一環として，胎生魚 3 種の人工稚魚について検討した。メバルの鼻孔隔皮欠損率は 80.0% であり，他に前鼻孔の欠損が 0.9% みられた。クロソイの鼻孔隔皮欠損率は 33.3% であった。カサゴについては 4 つの種苗生産機関の稚魚を観察した結果，10.0%, 38.3%, 69.0% および 70.5% と種苗生産機関によって大きく異なっていた。本結果から，メバルおよびカサゴについては鼻孔隔皮欠損を放流種苗の標識として用いられる可能性が示唆された。<br>

収録刊行物

• 日本水産学会誌

  日本水産学会誌 74 (4), 694-696, 2008

  公益社団法人 日本水産学会

キーワード

• カサゴ
• クロソイ
• 胎生魚
• 鼻孔隔皮欠損
• メバル

詳細情報

• CRID: 1390001206415370240
• NII論文ID: 110006824959
• NII書誌ID: AN00193422
• DOI: 10.2331/suisan.74.694
• ISSN: 1349998X
• ISSN: 00215392
• NDL書誌ID: 9587600
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030761778
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9587600
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可