書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Transfer in Elementary School Biology
- ショウガッコウ セイブツ ドウブツ リョウイキ ニ オケル ガクシュウ テンイ ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
<p>最近の認知心理学によれば,学習転移は起きにくいと言われている。また,我々の今までの研究から,児童は生物学的内容を過小般化する傾向があり,その際,教材との類似性の影響を強く受けることが確かめられている。そこで本研究は,小学校生物(動物)領域における学習内容の転移状況から,その問題点を改善するために二つの授業方略を提案し,その有効性を検討した。まず,教育現場では転移を促すために数多くの教材を提示することから,「ウサギは○○があります。××はどうですか?」という問題で,教材を数多く提示する効果を検証した。その結果,「ウサギとメダカは動物である。だから○○する」というカテゴリーによる推論ができないと転移を促す上であまり効果が認められないことが明らかになった。次に,小学校5年「生命のつながり」の学習において,児童に教材と既知の生物が同一カテゴリーであることを認識させた。その結果,カテゴリーによる推論を行う児童が増加し,表面的な類似性を越えて転移が促進されることが明らかになった。</p>
収録刊行物
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- 理科教育学研究
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理科教育学研究 40 (2), 41-50, 1999-11-30
一般社団法人 日本理科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390855522027161600
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- NII論文ID
- 110006884451
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- NII書誌ID
- AA11406090
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- ISSN
- 2187509X
- 13452614
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- NDL書誌ID
- 5301747
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可