矢作川河口周辺海域(三河湾西部)におけるアユ仔稚魚の分布と底質との関係

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between distribution of larvae and juveniles of ayu Plecoglossus altivelis altivelis in the sea around Yahagi Estuary (western part of Mikawa Bay), and sediment quality
  • ヤハギガワ カコウ シュウヘン カイイキ ミカワワン セイブ ニ オケル アユ シチギョ ノ ブンプ ト テイシツ トノ カンケイ

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抄録

矢作川河口周辺の海域において,アユ仔稚魚の分布を調べるために集魚灯による採集を行った。採集は 2002 年の 11 月から翌年 2 月および 2003 年の 11 月から翌年の 3 月にかけて,河口より沖合 4 km までの海域で月に 1 回実施した。その結果,アユ仔稚魚は海岸より 1 km 沖合までで主に採集され,2 月下旬から 3 月上旬を除き河口の東側の地点で多く採集された。12 月の調査結果にもとづき地点ごとのアユ仔稚魚の採集数と底質の有機物量との間の関係を調べたところ,有機物量が多いほどアユ仔稚魚は減少する傾向がみられた。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 74 (5), 841-848, 2008

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (29)*注記

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