書誌事項
- タイトル別名
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- Strategy for solitary pulmonary arteriovenous fistula: six resected cases
- —six resected cases—
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抄録
目的:孤立性肺動静脈瘻に対する外科療法につき検討した.対象と方法:1999年4月から2007年12月までに香川大学医学部付属病院で肺動静脈瘻と診断され,外科的切除を施された6例.男性1例・女性5例.VATSによる切除2例,開胸による切除4例.1例が区域切除,5例が自動縫合器による部分切除であった.結果:5例で肉眼的に異常血管が同定でき,視認できなかった1例は超音波画像診断および触診で同定した.合併症を認めず安全に切除できた.全例で局所再発はみとめなかった.結論:治療適応のある肺動静脈瘻は経カテーテル治療を中心にした治療戦略を立て,全身麻酔可能な治療適応のある孤立性の症例で,より根治性の高い治療法を選択する場合や造影剤アレルギーなどの経カテーテル治療が不可能である場合に外科的治療を選択する必要がある.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 22 (7), 987-991, 2008
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204359238272
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- NII論文ID
- 110007028983
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- NII書誌ID
- AN10467885
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可