書誌事項
- タイトル別名
-
- A case of diabetic mastopathy clinically suspected as malignant
この論文をさがす
抄録
背景 : Diabetic mastopathy は, 乳腺線維症の範疇に入り, 糖尿病との関連性が深いまれな良性病変であるが, 臨床的には浸潤癌との鑑別を必要とすることが多い.<br>症例 : 50 歳代, 女性. 右乳房腫瘤を自覚して来院. 超音波検査で, 右 AC 領域に乳癌を疑う辺縁不整な低エコー腫瘤が描出されたため, 穿刺吸引細胞診が施行された. 細胞像としては, 少数のリンパ球とともに末梢乳管上皮細胞の集塊が 1 ヵ所に認められた. 生検にて, diabetic mastopathy と診断された.<br>結論 : 臨床・病理双方で, diabetic mastopathy の臨床像・組織像・細胞像を理解することが, over surgery を防ぐうえで重要である.
収録刊行物
-
- 日本臨床細胞学会雑誌
-
日本臨床細胞学会雑誌 48 (1), 32-34, 2009
公益社団法人 日本臨床細胞学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204694298624
-
- NII論文ID
- 130004513006
- 110007081658
-
- NII書誌ID
- AN00198721
-
- ISSN
- 18827233
- 03871193
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可