書誌事項
- タイトル別名
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- PLACEMENT OF A SHAPE-MEMORY ALLOY INTRAURETHRAL CATHETER (MEMOKATH) USING TRANSRECTAL ULTRASONOGRAPHY AND FLUOROSCOPY
- 手法の開発 径直腸超音波検査とX線透視を併用した形状記憶合金製尿道ステント(MEMOKATH◎)の留置
- シュホウ ノ カイハツ ケイ チョクチョウ チョウオンパ ケンサ ト Xセン トウシ オ ヘイヨウ シタ ケイジョウ キオク ゴウキンセイ ニョウドウ ステント MEMOKATH ノ リュウチ
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抄録
尿道ステントは重篤な合併症を持つ高齢前立腺肥大症患者に有効な治療法である.通常X線透視のみを用いて留置を行うが,X線透視のみでの前立腺部尿道長測定と適切な留置位置の決定は容易でない場合がある.特に著明な中葉肥大症例では困難で,報告によって中葉肥大症例は尿道ステントの適応外とされる.我々は経直腸超音波検査とX線透視を用いて形状記憶合金製尿道ステント(MEMOKATH®)留置を試みたところ,中葉肥大を伴う症例でも容易で正確に尿道ステントを留置することができたので報告する.<br> 留置は2%リドカインゼリーによる尿道浸潤麻酔下,仰臥位で行う.経直腸超音波検査とX線透視の両方を用いて膀胱頚部と前立腺尖部,前立腺部尿道を観察する.超音波検査を用いると,それらをX線透視よりも鮮明に描出することができる.経直腸超音波検査は,正確な前立腺部尿道長測定と適切なMEMOKATH®の留置位置決定に於いてX線透視よりも適当であり,特に中葉肥大症例で有効であった.<br> 我々はMEMOKATH®を前立腺肥大7症例に留置した.6症例は尿閉で尿道カテーテルを留置されており,残りの症例も多量の残尿を認めた.うち3症例には著明な中葉肥大を認めた.全ての症例は多量の残尿を認めることなく自排尿可能になり,重篤な合併症は認めなかった.<br> 経直腸超音波検査を用いると,X線透視よりも解剖学的所見が客観的で詳細であるので,正確なMEMOKATH®留置が可能である.<br>
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 100 (3), 508-512, 2009
一般社団法人 日本泌尿器科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680035322624
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- NII論文ID
- 110007131531
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD1M3mtFCkuw%3D%3D
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- NDL書誌ID
- 10197721
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可