理科の研究(各教科等の研究)

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抄録

科学的な見方や考え方を身につけていくことが理科で求められている学力の中核である。それは、科学的な概念を科学的な方法や手続きを含んでいる。この科学的な見方・考え方を身につけていくこと共に、具体的な生活場面、異なる事象に適応して生かしていこうとする意欲・態度が併せもたれることで、生活に科学が有用であるという認識が創りあげられるのである。この認識を創りあげていくために、個別に見ていた自然の事物・現象の性質・規則性を重なりやずれから見ることで事象の見方を更新し、更新された見方をもとに性質・規則性を整理したり関係づけたりしながら自分の概念モデルとして再構成していくことで、他の事象を理解することに活用できる「納得のいくわかり」に高めていく学びを求めた。

収録刊行物

  • 創造的な知性を培う

    創造的な知性を培う 第2次研究(第1年次) 61-68, 2007-10

    新潟大学教育人間科学部附属長岡小学校

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