24aTK-7 Fe/Pd(001)の軟x線内殻吸収磁気円二色性分光(光電子分光・MCD,領域5,光物性)

• 上野 哲朗

  広大院理

• 沢田 正博

  広大放射光

• 柳楽 未来

  広大院理

• 東方田 悟司

  広大院理

• 木村 昭夫

  広大院理

• 生天目 博文

  広大放射光

• 谷口 雅樹

  広大院理

書誌事項

タイトル別名

• 24aTK-7 Soft X-ray magnetic circular dichroism study of Fe/Pd(001)

抄録

Pd(001)表面上に成長したFe超薄膜(1~5 ML程度)のFe L_2,3吸収端、Pd M_2,3 吸収端での内殻吸収磁気円二色性(XMCD)による磁性の研究について発表する。反射型高速電子線回折(RHEED)を用いた原子層単位でのFe膜厚制御とXMCDのFe膜厚依存性を示す。さらにスピン・軌道磁気モーメントが2 ML以下で顕著に増大することや、非磁性であるPd基板にもXMCDが観測されたことを示し、それらの起源について議論する。またPd/Fe/Pd(001)多層膜の作成と構造についても触れる。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 62.2.4 (0), 787-, 2007

  一般社団法人 日本物理学会

詳細情報

• CRID: 1390001206013119104
• NII論文ID: 110007142158
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.62.2.4.0_787_3
• DOI: 10.14886/sssj.27.0.215.0
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可