バイカル湖堆積物に含まれる脂質化合物の分子レベル安定炭素同位体組成(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2003(平成15)年度)

• 渡邊 隆広

• WATANABE Takahiro

• 奈良岡 浩

• NARAOKA Hiroshi

• 西村 弥亜

• NISHIMURA Mitsugu

• 中村 俊夫

• NAKAMURA Toshio

• 仙田 量子

• SENDA Ryoko

• 河合 崇欣

• KAWAI Takayoshi

書誌事項

タイトル別名

• Stable carbon isotope composition of individual lipid compounds in the Ver98-1 St.5 sediment core from Lake Baikal(Summaries of Researches Using AMS)

抄録

バイカル湖湖底堆積物試料中の高分子直鎖状炭化水素、及びバクテリア由来有機分子であるホパノイド化合物の分子レベル安定炭素同位体比分析を行い、過去における湖内バクテリア活動の復元と環境変化の考察を行った。最終氷期から完新世への移行期において、メタン酸化バクテリアの寄与が増大していたことが明らかになった。この結果は、過去における気候変動に対応して湖水循環が停止、もしくは極めて弱くなっていたことを示唆する。

収録刊行物

• 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書

  名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 15 199-205, 2004-03

  名古屋大学年代測定資料研究センター

詳細情報

• CRID: 1390290699381280640
• NII論文ID: 110007150881
• NII書誌ID: AN10305282
• DOI: 10.18999/sumrua.15.199
• HANDLE: 2237/13611
• Web Site: https://nagoya.repo.nii.ac.jp/records/11738
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用可