当院にて7年間に経験した思春期・若年成人発症横紋筋肉腫20例

  • 渡辺,温子
    国立がんセンター中央病院小児科:埼玉医科大学国際医療センターがんセンター小児腫瘍科
  • 細野,亜古
    国立がんセンター中央病院小児科
  • 河本,博
    国立がんセンター中央病院小児科:東京都立駒込病院小児科
  • 辻,尚子
    国立がんセンター中央病院小児科
  • 牧本,敦
    国立がんセンター中央病院小児科

書誌事項

タイトル別名
  • Treatment outcome and toxicity of adolescents and young adults patients with rhabdomyosarcoma treated in the National Cancer Center, Japan

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抄録

思春期・若年成人横紋筋肉腫(RMS)20例(15-39歳)について,臨床的特徴および集学的治療の有効性と安全性を後方視的に考察した.小児期発症のRMSに比し,予後不良因子が多く,全生存割合は55%(観察期間8-62か月)であった.小児領域で標準的に用いられる初期化学療法に対し,88%で一時奏効を得たが7例が早期に再発した.小児型レジメンの有効性が示唆されつつも,注意深い観察と更なる治療開発が望まれる.

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参考文献 (14)*注記

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