肝芽腫治療後肺転移が疑われた肺内リンパ節の1例

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  • A case of intrapulmonary lymph nodes that was suspected pulmonary metastasis of hepatoblastoma

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抄録

5歳男児の両側多発性の肺内リンパ節(以下本症)の症例を経験した.基礎疾患に先天性肝芽腫があり,転移性肺腫瘍が疑われたが腫瘍マーカーの上昇は認めなかった.画像検査上も特徴的な所見はなく,診断には腫瘍摘出術を必要とした.本症は成人例の報告は散見されるが小児例の報告はほとんどみられない.転移性肺腫瘍との鑑別疾患として念頭に置くべき疾患と思われる.

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