初発時stage Iで再発をきたした卵巣若年性顆粒膜細胞腫(juvenile granulosa cell tumor:JGCT)の1例

• 滝沢,祥子

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 河本,浩二

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 楠木,重範

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 時政,定雄

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 橋井,佳子

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 太田,秀明

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

• 草深,竹志

  大阪大学大学院外科系臨床医学専攻外科学講座小児成育外科学

• 米田,光宏

  大阪大学大学院外科系臨床医学専攻外科学講座小児成育外科学

• 福澤,正洋

  大阪大学大学院外科系臨床医学専攻外科学講座小児成育外科学

• 原,純一

  大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科

• 大薗,恵一

  大阪大学大学院医学系研究科内科系臨床医学専攻情報統合医学小児科学

書誌事項

タイトル別名

• A case of relapsed juvenile granulosa cell tumor of the ovary with primary stage I

抄録

卵巣若年性顆粒膜細胞腫再発の10歳女児例を経験した.初発時の病期はstage Icで,無治療経過観察中の5か月後に再発した.再発時stage IIIcに相当し,PEB療法(CDDP,VP-16,bleomycin)を中心とした化学療法を5コース行った後に患側卵巣腫瘍摘出術,子宮部分切除を施行した.術後化学療法を追加し,治療終了後2年間無病生存中である.初発時の病期がI期であっても十分な注意が必要と考えられた.

収録刊行物

• 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録

  小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 45 (1), 41-45, 2008-02-29

  がんの子供を守る会

キーワード

• 卵巣
• 若年性顆粒膜細胞腫
• 再発
• PEB療法

詳細情報

• CRID: 1541417145287993472
• NII論文ID: 110007171672
• NII書誌ID: AN00116159
• Web Site: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10754813
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2008167676
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • NDL-Digital
  • CiNii Articles