動物園で飼育されるニシローランドゴリラ(<i>Gorilla gorilla gorilla</i>)の尿中8-OHdG量を指標とした健康評価に関する予備研究 : 特に原虫感染個体との比較

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  • Preliminary Research on the Excretion of Urinary 8-Hydroxyguanosine (8-OHdG) as a Marker of Protozoan Parasites Infection in Captive Western Lowland Gorillas (<i>Gorilla gorilla gorilla</i>)

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抄録

生体内の酸化ストレスを評価する一般的な生体指標である尿中8-hydroxyguanosine(以下,8-OHdG)量を国内飼育下の9頭のニシローランドゴリラにおいて定量した。検査対象個体に原虫感染が認められたが,臨床症状は観察されなかった。全個体の8-OHdG値(ng/mg creafinine)の範囲は4.3〜193.1,各個体の中央値の幅は6.8〜52.4であった。原虫陽性と陰性個体との8-OHdG値の比較を行い,有意差は認められなかった(>0.05)。

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