書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Nephrotic Syndrome Cured by Removal of the Advanced Gastric Cancer
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抄録
ネフローゼ症候群にはしばしば悪性疾患が潜んでいることがすでに知られており,胃癌とネフローゼ症候群との関係を示唆する報告が散見される.症例は82歳の女性で,全身倦怠感,両下肢の浮腫を主訴に当院内科受診した.血液・尿検査からネフローゼ症候群にて当院内科入院となる.精査の結果,進行胃癌の診断を得て,幽門側胃切除(D1+α)を施行した.腫瘍は低分化型腺癌でT3,N1,H0,P0,CY1,Stage IV,Cur Cであった.術後5日目より,尿中蛋白の減少を認め,その後も下肢の浮腫は消失し,血液・尿検査でも尿蛋白も少量認める程度であった.術後12か月を経過するが,血清中蛋白は基準値範囲内を維持しているとともに,幸いなことに再発の兆候もみられていない.非治癒切除ながらもネフローゼ症候群の軽快を認めたことは,今後の手術適応に対して指標になると思われた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 42 (5), 489-494, 2009
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204917897728
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- NII論文ID
- 110007226850
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
- http://id.crossref.org/issn/03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可