An introduction to spatio-temporal models for ecological data(<Feature 2>A starting guide for data analyses using Bayesian estimation)

• Kadoya Taku

  National Institute for Environmental Studies

Bibliographic Information

Other Title

• 時間と空間を考慮する統計モデル(<特集2>始めよう!ベイズ推定によるデータ解析)
• 時間と空間を考慮する統計モデル
• ジカン ト クウカン オ コウリョ スル トウケイ モデル

Abstract

生物の空間分布データにあらわれる空間的自己相関は、生物の移動分散に起因する内的なものと、生物が依存している物理的・生物的環境条件や調査努力量などの人為的な条件に起因する外的なものとに分けることができる。生物の移動分散は、分布パターンや個体群の存続性に影響をおよぼす重要なプロセスであるが、ある時間断面における空間的自己相関パターンのみから内的・外的要因による影響を峻別し、移動分散に関する情報を引き出すのは難しい場合が多い。本稿では、複数年にわたって観測された生物の侵入・定着データに適用可能な時間・空間統計モデルを実例にして、時間・空間データから生物の移動分散に関するパラメータを推定する方法を紹介した。

Journal

• JAPANESE JOURNAL OF ECOLOGY

  JAPANESE JOURNAL OF ECOLOGY 59 (2), 219-225, 2009

  The Ecological Society of Japan

Keywords

• 空間生態学
• 空間的自己相関
• 分布拡大
• パーコレーションモデル
• ベイズ統計

Details

• CRID: 1390282679268310528
• NII Article ID: 110007340196
• NII Book ID: AN00193852
• DOI: 10.18960/seitai.59.2_219
• ISSN: 2424127X
• ISSN: 00215007
• NDL BIB ID: 10394661
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010780588
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10394661
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• Abstract License Flag: Disallowed