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Abstract
グリセリン水加痘苗の力価は5℃に於ては比較的長期間保存されるが高温に於ては速かに減少する。CollierおよびCockburn等はPeptonをadjuvantとして痘苗を凍結乾燥し,37℃および45℃で64週間力価が保存されたことを報告している。著者等はグルタミン酸ソーダをadjuvantとする凍結乾燥BCGが高温に於て力価安定なことに着目し,グルタミン酸ソ一ダ,Pepton, Hornibrook液をAdjuvantとした痘苗およびAdjuvantを含まない痘苗を凍結乾燥し,37℃および45℃に保存し,6ヵ月までの力価の成績を得て,Hornibrook液をAdjuvantとする乾燥痘苗の力価は減少するが,グルタミン酸ソーダをAdjuvantとする乾燥痘苗はPeptonをAdjuvantとする乾燥痘苗と同様に極めてカ価の安定なことをたしかめた。また37℃および45℃に1ヵ月保存された乾燥痘苗を人体に接種し,力価の高いグルタミン酸ソーダおよびPeptonをAdjuvantとする乾燥痘苗は5℃に保存されたグリセリ水加痘苗と同様の善感率を示し,力価の減少したHornibrook液をAdjuvantとした乾燥痘苗は低い善感率を示すことをみた。
Journal
- 凍結及び乾燥研究会記録 [List of Volumes]
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凍結及び乾燥研究会記録 3, 3-5, 1960-07-17 [Table of Contents]
Japanese Society for Cryobiology and Cryotechnology