2B2-E5 数学的モデリングと数学的知識の構成 : モデル主義に基づく数学教育の構想(新学習指導要領における数学的モデリングの位置づけ,自主企画課題,次世代の科学力を育てる)
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- 池田 敏和
- 横浜国立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 2B2-E5 Mathematical Modelling and Construction of Mathematical Knowledge : Design of Mathematics Education based on Modelism
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抄録
数学的モデリングと概念形成とを関連づけるために、現実世界の問題を解決することだけで終始することなく、児童・生徒の内的な世界に数学をつくりあげていくことを目標とする。具体的な世界(主に現実世界)で生じた問題を解決することが目的か、抽象的な世界で生じた問題を解決することが目的かを見きわめ、「互いが互いを成長させる」をモデル主義の核心とする。具体的な世界の問題を解決するために、児童・生徒の内的な世界に抽象化モデル(数学的モデル)がつくられ、つくられた抽象化モデルの適用範囲を広げたり、部分(構成要素)としての抽象化モデル同士の関係を明らかにすべく、現実世界・疑似現実世界に具体化モデルを見いだして考えていくことになる。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 33 (0), 251-254, 2009-08-25
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681206305152
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- NII論文ID
- 110007457461
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- NII書誌ID
- AN1035926X
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可