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Abstract
人と人がコミュニケーションを行う場面においては,相手のしぐさや視線の移動など様々な非言語的情報を活用することで相手と「同じ環境を共有している」という感覚を得ており,それによって円滑なコミュニケーションが行われている.人同士のコミュニケーション場面では当たり前に利用されている「環境の共有感」であるが,その具体的効果・創出方法等が解明されていないこともあり,まだ人と人以外の対象物とのコミュニケーション場面においては利用することができない.そこで本研究ではコミュニケーションを行う際の「環境の共有感」に着目し,「人対人」「人対エージェント」の両面から「環境の共有感」を感じさせることによる効果を実験により調査する.二つの実験の結果から,(1)『環境を共有することにより提示情報に対する信頼性が向上する』(2)『環境を共有している感覚の創出には少なくとも「身体を同一環境に置くこと(身体の共存)」と「情報を共有すること(認知の共有)」の二つの要素が関係している』(3)『エージェントの身体が実世界に存在し互いの身体を介して環境を共有することにより,エージェントの信頼性が向上する』ことが示唆された.
Journal
- The Transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A [List of Volumes]
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The Transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A J92-A(11), 840-851, 2009-11-01 [Table of Contents]
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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