書誌事項
- タイトル別名
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- Unilateral Microsurgical Laminotomy for Lumbar Canal Stenosis in the Elderly : Comparison between Patients Age 65~74 and Age 75 and Over
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抄録
片側進入顕微鏡下開窓術は,対側の傍脊柱筋群を温存し,後方要素である棘間および棘上靭帯を温存する低侵襲の術式である.2003年6月〜2008年2月の期間に当院において腰部脊柱管狭窄症連続65例(平均73.2歳)に施行した顕微鏡下開窓術の短中期成績(平均観察期間20.7ヵ月)を前期(65〜74歳)および後期(75歳以上)高齢者群間において比較検討した.結果,改善する症状は全体で間欠性跛行89.2%,神経根症状57.6%,腰痛69.0%であった.前期群に比較し,より多くの併存症を有す後期群においても,手術成績,合併症,在院期間などに差は認めなかった.顕微鏡下開窓術は,75歳以上の高齢者においても安全に施行できる有用な方法と考えられた.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 18 (12), 899-906, 2009
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679386543616
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- NII論文ID
- 110007483417
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可