牛ふん・水産系廃棄物混合堆肥および汚泥コンポストの施用がチモシー (Phleum pratense L.) のカドミウム含有量に及ぼす影響 Application effects of cattle feces/marine waste mixture composts and sludge composts on cadmium contents of timothy (Phleum pratense L.) in Northern Hokkaido, Japan

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

カドミウム(Cd)を過度に摂取すると、神通川流域に発生したイタイイタイ病などのように、人の健康面に悪影響を及ぼすことが知られている。そのため、国際的な食品規格などを策定するコーデックス委員会において、小麦・ばれいしょ・豆類・野菜のCd基準値が2005年に(厚生労働省・農林水産省、2005)、精米等の基準値が2006年に(厚生労働省・農林水産省、2006)採択され、その基準値が公表されている。このCdは、土壌中にはもちろんのこと、作物生産に不可欠なリン酸質肥料や有機質資材にも含まれ、作物あるいは食品中のCd含有量を高める要因となる。これまで土壌中のCd含有量と作物吸収との関係や吸収抑制の機作等については数多くの研究例がある。しかし、有機質資材施用に伴うCdの負荷量と吸収量の実態、さらに土地利用や作物の違い等によるこれらの変化については、必ずしも十分に把握されているとは言い難い。特に、土づくり資材として有機物施用が欠かせない環境保全型農業の推進においては、有機質資材の施用と土壌・作物中のCdの動態を地目・作物別に明らかにしておくことは重要である。本報では、北海道北部の草地酪農地帯でのCdリスク管理に資するため、牛ふん堆肥中のCd含有量の実態を明らかにするとともに、牛ふん・水産系廃棄物混合堆肥および汚泥コンポストの施用が、代表的イネ科牧草であるチモシーのCd含有量に及ぼす影響を検討した。

収録刊行物

  • 日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan

    日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan 80(5), 506-510, 2009-10-05

    日本土壌肥料學會

参考文献:  24件中 1-24件 を表示

被引用文献:  2件中 1-2件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007504073
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195767
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    00290610
  • NDL 記事登録ID
    10463007
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産)
  • NDL 請求記号
    Z18-331
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS  IR 
ページトップへ