過去25年間に経験した小児腎腫瘍20例の管理および長期予後に関する検討

  • 長,祐子
    北海道大学医学部小児科:独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター小児科
  • 飯塚,進
    天使病院小児科:独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター小児科
  • 畑江,芳郎
    恵み野病院小児科:独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター小児科
  • 武田,武夫
    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター小児科
  • 内藤,春彦
    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター外科
  • 山城,勝重
    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター臨床検査科
  • 有賀,正
    北海道大学医学部小児科

書誌事項

タイトル別名
  • Treatment outcome and late effects of pediatric renal tumors

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抄録

1984年から2008年3月に北海道がんセンター小児科が閉鎖するまでの約25年間に当施設で新規診断,治療が行われた15歳未満の腎腫瘍20例を対象とし,その臨床像,治療法,治療合併症,晩期障害,転帰に関して検討を行った.手術,NWTSに準じた化学療法,放射線療法を行ない,17例が長期生存を得た.しかし診断後10年近く経過したのちに放射線治療や単腎に関連すると思われる様々な晩期障害が観察された.

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参考文献 (19)*注記

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