ヌードマウス移植ヒト神経芽腫および横紋筋肉腫に対するイリノテカン(CPT-11)の抗腫瘍作用

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  • Antitumor effects of irinotecan (CPT-11) against human neuroblastoma and rhabdomyosarcoma xenografts in nude mice

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抄録

10種類の抗腫瘍剤を用いたヌードマウス移植ヒト神経芽腫および横紋筋肉腫の感受性試験で通常用量CPT-11はCPAと並ぶ優れた増殖抑制作用を有した.さらに,通常用量CPT-11・間欠投与法に比べ,低用量CPT-11・連日投与法の抗腫瘍効果は6系統の移植腫瘍のうち5系統で有意に高かった.低用量CPT-11投与では休薬期間を長くしない方がより有効であった.CPT-11の投与用量に関わらずマウスにスコア1の急性下痢を認めたが遅発性の下痢は見られなかった.低用量CPT-11・連日投与による白血球数減少も深刻な体重減少もなかった.

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参考文献 (16)*注記

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